BLUE STONE 壱




『レツ!あんた……』



こいつっ!私のこと焼き殺そうとした!!


だからわざとなんにもしゃべらないで、こんっの熱い中、突っ立ってたんだ!



反省させるがために!!



『……最低』



とぼそっと本音を呟いて


震える手を握りしめながらレツを見上げた


そこにはさっきまで笑っていたのが嘘かのように無表情に戻っていて





「ーーお前が悪い」








とその一言で片付けられた








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