BLUE STONE 壱





ニコッと小さく微笑んでから
私は男用の携帯を出す


『ごめんね?今日は
もう先約があるの。
だから、またみんなメールしてきて?』


そういうと 男達は残念そうにしながら
私の席から去っていった



「ほーんと、きったない女」
「死ねばいいのよあんな女」



そういった言葉を浴びせられながら
私はなんとなく教室の居心地が
悪かったため あそこに行くことにした



それが、人生最大の間違えだったの
かもしれないーーー……





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