BLUE STONE 壱
早寝したら 早起きできるって
誰かが言ってたから眠たくない瞼を無理やり閉じて寝た………それなのに、
『………ん?』
カーテンからもれる太陽の眩しい光を直で浴びて目を覚ませば何やら携帯がブルブル震えてる
レツかショウシのどちらかと思い 携帯画面を見ず携帯を耳に当てる。
『もしも〜《ーーーどこにいる》…?』
ん?レツ…?レツだよね?
どこにいるって、そんなの
『………何言ってんの?家に決まってんじゃん』
寝起きがさほどよくない私はいつもより低い声を出すと、携帯の向こうから大きな舌打ちが聞こえた
《さっさと降りてこいや》
とどすの利いた声を、聞いてパッとめを開けた私。
え、なになに。どうしてこんな不機嫌なのよ、レツは。
と思ってノロリとベッドから降りて 歯を磨いて着替えをして髪の毛をとく。
そして、リップを少し塗って準備完了
………うん。我ながら早い準備だわ
と感心しているとふと視界の端に携帯が映った。
そして目に入った“それ”を見ると
瞬時に顔が青白くなった気がしたのは多分、てか、絶対に気のせいじゃない。
レツがどうりで怒るわけだ………
今になってレツのところにいくのが嫌になってきた。
………私、殺される。