最悪な初恋
ペア?
アイス屋を出て駅へ向かう途中にアクセサリーの路面店があった。
「可愛いね♪」
『そうだね!』
「記念に買って行こうよ!」
『記念?』
「そっ♪初デート&初渋谷記念!お揃いで♪」
『お揃い!?』
「嫌?」
『嫌じゃないけど』
「じゃあ決定!指輪は苦手だからネックレス?」
そんな事を言いながら選んでいるリュウの横顔を盗み見た。
「これ!これにする!」
そう言ってリュウが見せて来たのはシンプルだけど可愛いクロスのペアネックレスだった。
『うん!可愛い!でもこれペアだよ?良いの?』
「良いの!はい、麻衣子の文♪」
『ありがとう。あっ、お金。』
「これは俺からのプレゼント♪って言っても500円だけどね。」
そう言って笑ってた。その笑顔がとても綺麗で、私はそれだけで幸せな気持ちになった。
例え500円でも私にとってはどんな高価な物より嬉しかった。
「可愛いね♪」
『そうだね!』
「記念に買って行こうよ!」
『記念?』
「そっ♪初デート&初渋谷記念!お揃いで♪」
『お揃い!?』
「嫌?」
『嫌じゃないけど』
「じゃあ決定!指輪は苦手だからネックレス?」
そんな事を言いながら選んでいるリュウの横顔を盗み見た。
「これ!これにする!」
そう言ってリュウが見せて来たのはシンプルだけど可愛いクロスのペアネックレスだった。
『うん!可愛い!でもこれペアだよ?良いの?』
「良いの!はい、麻衣子の文♪」
『ありがとう。あっ、お金。』
「これは俺からのプレゼント♪って言っても500円だけどね。」
そう言って笑ってた。その笑顔がとても綺麗で、私はそれだけで幸せな気持ちになった。
例え500円でも私にとってはどんな高価な物より嬉しかった。