最悪な初恋
バイト中、気まずい空気が流れていた。
ここで動揺したらダメ。
出来る限り普通に接した。
お弁当作ってと頼まれた。まだ何か企んでるの?
一応了解したものの、悩みが生じた。
お弁当のおかずだ。
結局、断る事は出来ずに月曜の朝になってしまった。
リュウはきっと今の私に言っていない好物を作ってもらうつもりだろう。
戸惑った。
嫌いな物を入れるか、
好物ばかりを入れるか。
私は冷蔵庫を開けた。
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