最悪な初恋


たまにマスターの知り合いの会社にコーヒーをデリバリーをする事もある。


『今日はデリバリーの日でしょ?私がいない間マスターに迷惑かけちゃダメだからね!』

「わかってるよ!」

『まぁ力仕事専門だろうけど♪』

「待って?なんの話し?何仲良く話してるの?」


「「どうゆう関係!?」」

「『バイト先が一緒なの。』」

「「初耳!」」

『だって今初めて言ったもん。リュウは土曜日に入って来たの。だから私先輩♪』

「俺もビックリしてさ!可愛い看板娘がいるって噂は聞いてたけど、まさか麻衣子だったとは。」

『私じゃ悪い?おじいちゃん達には人気なんだからね!』

「冗談だって!拗ねるなよ。」

知ってるよ。お前が休憩中に麻衣子狙いの男の客がたくさん来たぜ?




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