最悪な初恋
しばらく学校サボったり、食堂に行かなかったりした。
ある朝、久しぶりに食堂に行ったら豊たちがいた。
噂の白雪姫も。
軽快に声をかけた。
他の子は俺を見ると大体、照れるか好意的な目をする。
目の前にいる女は笑顔だ。
だけどそれは媚びを売る笑顔ではなく、
愛想笑いに近い笑顔だ。
この子は他の子と違う。
直感的にそう思った。
その後、運命なのかバイト先が一緒。
仲良くはなったけど、友達以上には思ってないような態度。
どこか気になる存在かもしれない。
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