この道の先に…
授業が始まっても2人は隣の席で、ずっと手紙のやりとりをしていた。
放課後また体育館に行く。
たったそれだけのことが楽しみで楽しみで、梨紗は1日中ずっとルンルンしていた。
帰りのHRが終わると、梨紗は勢いよく椅子から立ち上がった。
「何か進展あったら教えてね!」
愛子は梨紗の肩をポンッと叩きながらそう言うと、手をひらひらと振りながら教室を出ていった。
梨紗は2組の教室の晴美のところに行った。
良平はバイトがあると言ってすぐに教室をあとにした。
少しするとドアから絵里が顔を覗かせて、
「いたいた。」
と言いながら入ってきた。
早く行き過ぎても…ということで、少しおしゃべりしてから体育館に向かった。
開け放たれたドアの向こうに、少しずつ体育館の中が見えてきた。
放課後また体育館に行く。
たったそれだけのことが楽しみで楽しみで、梨紗は1日中ずっとルンルンしていた。
帰りのHRが終わると、梨紗は勢いよく椅子から立ち上がった。
「何か進展あったら教えてね!」
愛子は梨紗の肩をポンッと叩きながらそう言うと、手をひらひらと振りながら教室を出ていった。
梨紗は2組の教室の晴美のところに行った。
良平はバイトがあると言ってすぐに教室をあとにした。
少しするとドアから絵里が顔を覗かせて、
「いたいた。」
と言いながら入ってきた。
早く行き過ぎても…ということで、少しおしゃべりしてから体育館に向かった。
開け放たれたドアの向こうに、少しずつ体育館の中が見えてきた。