この道の先に…
この日も梨紗は、体育館に来ていた。
隣には晴美がいる。
特に予定はなかったので、ひたすらバスケ部の練習を見ていた。
1時間経ったくらいに、部長の「休憩!」という声が響いた。
しゃがみこんで休む人。
タオルで汗を拭く人。
拓也は、梨紗と晴美の所に来た。
「今日は長くいるじゃん」
梨紗は笑顔を返した。
その時、3人の横を小沢先輩が通った。
水道に向かって歩いていく後ろ姿に見とれていた。
「チャーンス!ほら、早く行けよー」
そう言いながら、拓也は梨紗をポンッと押した。
その勢いで梨紗は歩きだす。
「えっ!!??」
晴美と拓也は目を合わせた。
「ムリー!恥ずかしい」
という梨紗のリアクションを期待していた2人は、予想外の梨紗の行動に驚いた。
隣には晴美がいる。
特に予定はなかったので、ひたすらバスケ部の練習を見ていた。
1時間経ったくらいに、部長の「休憩!」という声が響いた。
しゃがみこんで休む人。
タオルで汗を拭く人。
拓也は、梨紗と晴美の所に来た。
「今日は長くいるじゃん」
梨紗は笑顔を返した。
その時、3人の横を小沢先輩が通った。
水道に向かって歩いていく後ろ姿に見とれていた。
「チャーンス!ほら、早く行けよー」
そう言いながら、拓也は梨紗をポンッと押した。
その勢いで梨紗は歩きだす。
「えっ!!??」
晴美と拓也は目を合わせた。
「ムリー!恥ずかしい」
という梨紗のリアクションを期待していた2人は、予想外の梨紗の行動に驚いた。