この道の先に…
バイトがあった為に、その後2日間は体育館に行けなかった―――
今日は久しぶりに体育館に行ける日。
だけど晴美は修治と、絵里は友達と約束があった。
良平はバイトだと言っていた。
HRが終わると、梨紗は1人で体育館に向かった。
「あれ…?」
来るのが早過ぎたから、まだ1年生が何人かいるだけだった。
「今日は1人なの?」
後ろから声をかけられた。
この声を聞き間違えるはずがない。
小沢先輩は、梨紗の隣で立ち止まると
「いつも友達と来てるよね?」
話しを続けた。
梨紗は、なんだかよくわからないまま
「あ。はい…」
と、答えた。
「この前はいきなり話しかけてごめんなさい。私、佐倉梨紗っていいます。」
沈黙になることだけは避けたかったから、話しを切り出した。
今日は久しぶりに体育館に行ける日。
だけど晴美は修治と、絵里は友達と約束があった。
良平はバイトだと言っていた。
HRが終わると、梨紗は1人で体育館に向かった。
「あれ…?」
来るのが早過ぎたから、まだ1年生が何人かいるだけだった。
「今日は1人なの?」
後ろから声をかけられた。
この声を聞き間違えるはずがない。
小沢先輩は、梨紗の隣で立ち止まると
「いつも友達と来てるよね?」
話しを続けた。
梨紗は、なんだかよくわからないまま
「あ。はい…」
と、答えた。
「この前はいきなり話しかけてごめんなさい。私、佐倉梨紗っていいます。」
沈黙になることだけは避けたかったから、話しを切り出した。