この道の先に…
第3章 2人の想い
寂しさと迷い
楽しかった夏休みも終わって新学期が始まった。
「おっはよー!」
梨紗は、晴美と絵里の所に走った。
久しぶりの駅での待ち合わせ。
「久しぶりぃ〜!」
「って、おととい会ったから!」
晴美も絵里も、頻繁に遊んでいたけど、3人そろって制服で会うと、やっぱり久しぶりという気になった。
教室に入ると、もう愛子が来ていた。
愛子と会うのは10日ぶりで、会わなかった間のお互いの報告をして盛り上がっていた。
始業式の間も、先生の話しはみんなそっちのけで、どこに行ったとか、あれをしたとか、夏休みの話しで持ち切りだった。
教室に戻ると、出かけた時の写真やプリクラ帳を見せ合っている女子のかたまり。
その中心には、梨紗がいる。
みんなで盛り上がってる楽しい時間。もちろん梨紗も笑ってはしゃいでいた。
今思えばこの時に、寂しさの元が生まれてたんだね…。
「おっはよー!」
梨紗は、晴美と絵里の所に走った。
久しぶりの駅での待ち合わせ。
「久しぶりぃ〜!」
「って、おととい会ったから!」
晴美も絵里も、頻繁に遊んでいたけど、3人そろって制服で会うと、やっぱり久しぶりという気になった。
教室に入ると、もう愛子が来ていた。
愛子と会うのは10日ぶりで、会わなかった間のお互いの報告をして盛り上がっていた。
始業式の間も、先生の話しはみんなそっちのけで、どこに行ったとか、あれをしたとか、夏休みの話しで持ち切りだった。
教室に戻ると、出かけた時の写真やプリクラ帳を見せ合っている女子のかたまり。
その中心には、梨紗がいる。
みんなで盛り上がってる楽しい時間。もちろん梨紗も笑ってはしゃいでいた。
今思えばこの時に、寂しさの元が生まれてたんだね…。