この道の先に…
2人は屋上に場所を移した。
「晴美……」
梨紗が話しかけると、晴美のほうが話しを始めた。
「私、感じ悪かったよね。きのう言ったことは8割が八つ当たり!ごめん!修治とちょっとうまくいってなくて…。梨紗は先輩と同じ学校なのに、人のことばっかり羨ましがってさぁ。私は修治と学校違うから、梨紗が羨ましいよ。」
晴美も同じような不安や悩みがあったんだ…。
「でもね、残りの2割は本音ぇ〜!先輩に対する梨紗の気持ちって、その程度じゃないでしょ?もっと大事に想ってあげなきゃ」
晴美の言葉がガツンと響いた。真正面からぶつかってきてくれた晴美に本当に感謝した。
「晴美…ありがとぉ〜!」
晴美に飛びついた。
「やだ…なにぃ〜」
屋上ではしゃぐ2人を、絵里と良平が笑いながら見ていた。
これがきっかけで、幸輝とのこれからを、真剣に考えた。ただ、すぐに元に戻ろうという気にはなれないのが事実だった。
それは、あまりにも調子が良すぎる気がして悪いなという気持ちと、少し意地になってる部分もあったのかもしれないと…それは今になって思ったこと。
「晴美……」
梨紗が話しかけると、晴美のほうが話しを始めた。
「私、感じ悪かったよね。きのう言ったことは8割が八つ当たり!ごめん!修治とちょっとうまくいってなくて…。梨紗は先輩と同じ学校なのに、人のことばっかり羨ましがってさぁ。私は修治と学校違うから、梨紗が羨ましいよ。」
晴美も同じような不安や悩みがあったんだ…。
「でもね、残りの2割は本音ぇ〜!先輩に対する梨紗の気持ちって、その程度じゃないでしょ?もっと大事に想ってあげなきゃ」
晴美の言葉がガツンと響いた。真正面からぶつかってきてくれた晴美に本当に感謝した。
「晴美…ありがとぉ〜!」
晴美に飛びついた。
「やだ…なにぃ〜」
屋上ではしゃぐ2人を、絵里と良平が笑いながら見ていた。
これがきっかけで、幸輝とのこれからを、真剣に考えた。ただ、すぐに元に戻ろうという気にはなれないのが事実だった。
それは、あまりにも調子が良すぎる気がして悪いなという気持ちと、少し意地になってる部分もあったのかもしれないと…それは今になって思ったこと。