君とともにこの傷を



ん‥‥。

てか、俺今笑われたよな?

「マジかよ‥。」

恥ずかし。

ぜってえ今、あの子より顔あかいわ。

何してんだよ、俺。

と心の中で呟いていたら自分が降りる1つ前の駅で電車が止まった。

すると、俺の前に座っていたあの子がリュックを背負って降りていった。

この駅で降りるんだ。

立った時にわかったけど身長は155㎝くらいで深緑色のブレザーを着ていた。

見たことのない制服だった。



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