ただ君だけを。
由佳と別れた後

私は、一人寂しく帰り道を歩く。

まぁ、こうなったのも私が優の事を

避けているからなんだけどね。

「とりあえず、

今日は早く帰って優の家行こ…。」

いつもより、少しだけ、ほんの少しだけ

早足で歩き始める。




――――♪

この着信は…。

「由佳だ。どおしたんだろう。」

私は、

ポケットに入ってある携帯を取り出し

画面を開き、ついさっき

送られてきたメールを開く。

『ついさっき、柴崎くんに

告白しちゃいました( ´///_ゝ///`)

結果はぁ…明日教えます♪』





ドクッ――――





だから、なんなのこれ…。

< 15 / 40 >

この作品をシェア

pagetop