HATSUKOI~先生が教えてくれたこと~

マネージャー





あの日先生からもらった飴玉はあたしのお守りになっていて,

いつも制服のポケットに小さな巾着に入れて持ち歩いてるんだ












『紗雪!!』



教室のドアを勢いよく開けて入ってきたのはあたしの幼なじみ



名前は前田 耕太





耕太が教室に入ってきた瞬間クラスの女子からキャアキャアと黄色い声が上がっている






『耕太?どうしたの?珍しいね教室まで来るなんて』




耕太はドスドスと近づいてきて,あたしの手を力強く握った






『紗雪に気安く触るな害虫!!!!!!』




次の瞬間耕太は教室の端まで飛ばされていた









一瞬のことでみんなはア然としているが明らかに耕太は跳び蹴りをされたのだ









純ちゃんに…





< 11 / 105 >

この作品をシェア

pagetop