HATSUKOI~先生が教えてくれたこと~
先生はギシッと音をたてて,あたしの寝ているベットに腰掛けた
ドキッ
ち…ちかい!よね?たぶん…
嬉しいけどドキドキだよ~
今目を開けたら先生どいちゃうよね…?
もう少しこのまま…
そんなことを考えていると,あたしのおでこを先生の手がかすめた
そしてそのまま髪を撫でる
先…生?
『ごめん。痛かったよな…腫れてる…』
先生は寝てると思ってあたしに語りかける
うそみたい…先生と触れ合ってる…
完全に目を開けるタイミングを失ったあたしは,ただバレないことを祈った
もう少し
もう少しだけ…
と。