HATSUKOI~先生が教えてくれたこと~
あたしはなぜかわからないけど先生に向かって歩いた
足が勝手に…そんな感じだった
『先生は何してるの??』
あたしは先生の隣に立ち先生を見上げた
『ん~?この桜の木,キラキラ光ってるみたいだろ?なんだか夢の世界にいるみたいで落ち着くんだ』
先生の言葉を聞いた瞬間あたしの心は高鳴った
『先生!あたしも!!あたしも桜の木がキラキラ光ってるのが大好きでよく見に来るんだよ!』
あたしと同じように思ってる人がいたなんて…しかもそれが憧れの先生だなんて…そんな想いからあたしは嬉しくなって声を張り上げた
先生は一瞬驚いた顔をしたけどすぐに笑顔になった
『俺以外にもそんなこと思ってたヤツがいたんだな!!』
かわいく笑った先生の笑顔
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