HATSUKOI~先生が教えてくれたこと~



それを見た瞬間あたしの目からその紙にポタリと涙が落ちた















それから話もしなくなったしお前は目を合わせなくなったよな。俺はこれでイイと思っていた。



でも…なんでだろうな…それが寂しくて仕方ないんだ。

お前とすれ違うたび,笑顔を向けてくれると期待している俺がいるんだ。
そしてお前が通りすぎた後…堪らなく悲しいと思ってしまうんだ…


矛盾してるよな。伝えるつもりはなかった…でも最近のお前は顔色も悪いし…俺のせいだと思った。自惚れだったらごめん…じゃあまた。









先生の素直な気持ちが綴られた手紙


あたしはギュッとその手紙を握りしめた


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