HATSUKOI~先生が教えてくれたこと~


それに俺は恋なんて…幸せになんてなれない



ゆきから逃れられないんだ




お前は俺から離れて行ったのにな…ゆき


ズルいよお前は…裏切ったのはお前だろ?



早く開放してくれよ…












俺は倉田に忘れろと言った




それ以来,話はおろか目さえ合わせてくれなくなった



これでいいんだ。そう思った




でも日に日に目で倉田を追ってしまう自分がいた



いつ笑いかけてくれる?


いつ『先生!』て言ってくれる?




< 55 / 105 >

この作品をシェア

pagetop