HATSUKOI~先生が教えてくれたこと~

すれ違い





あたしは今カフェでアイスティーをすすっている



隣には純ちゃん。正面には耕太。




『落合さんが辞めた理由…まさか高先だったなんてなぁ』


『びっくりだよねぇ…意外とモテるんだぁ』




純ちゃんと耕太は声だけを聞くとスムーズに会話しているように聞こえる



しかし…





『2人とも…目が泳いでるよ』

『『なッ…////』』




意識しまくりな2人でした。








『はぁ…』



あたしはというと先生に叱られたことでテンションダウン…




『高先に叱られたくらいでそんな凹まなくてもイイだろ!』


『まったく耕太はニブイんだから!!紗雪のラブ光線が見えないわけ~?』


『純ちゃん!!!』




純ちゃんってば何を言い出すの~!!



『え…紗雪って高先狙いなわけ?!』


『し~!!!内緒だからね!』



まぁ耕太だからイイけど…純ちゃんのバカァ!!!!



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