HATSUKOI~先生が教えてくれたこと~
『おまえは俺のカワイイ生徒だ。』
『それって生徒はダメってこと?』
俺は頷けなかった。だって倉田も生徒だから…生徒はダメとは言えなかったんだ
『恋愛感情なんてない』
そう告げると落合は泣きながら走り去っていった
生徒に告白されるのは初めてじゃなかったが,いつも辛い気持ちになる
答えてあげられなくてゴメンな…って。
だから倉田には告白して欲しくなかった。
付き合うことはやっぱり無理だから…付き合うという口約束は簡単だけど俺たちには壁が多すぎる
答えられなくてゴメンとは思いたくなかったんだ
ほんとは答えたいから…ほんとは俺だって倉田を…