雪のハナビラ

旦那

彼は迷わず私の所へ。

「カレー1つ。」
「いいえ、結構です。」

隣にいるサングラスの男が私に言う。
??訳が分からない。

「テメー!おれはカレーが食いてんだよ!」
「旦那それはダメです。」
旦那?なにこのやりとり・・。

「なんでだよ!理由を句読点含む五文字で答えろ。」

古っ!てか五文字って。この人絶対バカ。

「なんでも。」
「テメーなめてんのか?」
答えた。すごい。確かに五文字だわ。

「旦那。ここは富士見高です。今日はあくまで偵察です。」
「じゃああいつを見つけてから食う。」
「それなら。」

誰か探してるんだ。

「てか、もういたわ。」
「どこです?旦那!」
「目の前。」

えっ?。。私?

「ちょっと来い。分かってるな?」

全然分かんない!手を引っ張られそうになり私は怖くて目を閉じた。

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