神人 second story~誕生~
その様子は他人が見ても幸せの光景なんだろうが、クロースは何だか複雑だった。
また、自分の大切の人が何者かに奪われてしまう。しかも、また神人に…。
と、クロースの思考を止めるかのようにナスカさんがパンっと手を叩いた。
「まぁ、二人も会えた事だし…。どう?バース。今から食堂で楽しい話でもしない?」
「楽しい話とは思えねぇがな」
そして四人は教会の中に入って行く。
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