神人 second story~誕生~
そして、わざとらしく大きくため息を吐く。
「お前な…」
呆れたようなバースの一言に、ヘヴンは必死に言い訳する。言い訳というか、事実なんだけど。
「仕方ないじゃん!扉を封印してる間は修行とか任務が出来ないんだから!」
「へいへい。けどお前はもう立派な神人なんだから、私が守んなくて大丈夫だよな」
「そ、それとこれとは――」
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