神人 second story~誕生~
ヘヴンが短く叫ぶと、バースは五年前とは違い腰を上げた。
「分かってるよ。行くぞ」
すると、クロースが座ったままバースを不思議そうに見上げる。
「助けるんですか?」
「ああ。神人だからな」
「まぁ、ヘヴンさんが動くなら僕も動きますけどね」
「……」
その時ヘヴンはもうメインストーリーに飛び出していたからよく見てないが、バースがクロースに対して何か不信感を持ったのが分かった。
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