女王様の恋




アタシより裕に15センチは高いであろう碧惟の顔を見上げる。



「碧惟、アタシたちも手繋ぐ?(笑)」



「絶対嫌。」



ったくノリ悪いなぁ。



本当にこのメンバーには女王様が通じないんだから。





学校から街へ少し歩いたところに一番近くて品揃えがいい店がある。



お店の中は見渡す限り女、女女女女女、女。



男ずれはアタシたちだけみたい。



「紗羅はどんなのにする?」



「ん〜、アタシはあんまり露出多いのは嫌かな。重ねるヤツにするよ。美桜は?」




アタシは…


セクシーなヤツがいい。

とりあえず…



「う〜ん、白のビキニかな?」
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