女王様の恋




ということで、放課後紗羅と早速水着を買いに行くことになった。まだ学校始まってもいないけどね。






靴を履き替えて教室まで行くとうちのクラスの女子と他のクラスの男子が楽しそうに話していた。



2人の世界に入っているのかアタシがすぐそこまで近づいたのにも気付かない。




話すのはいいんだけどさ?人の邪魔になったらだめでしょ〜が!!




し・か・も!!



このアタシが通ろうってしてるのに退かないっての?




いい度胸してるじゃない、このアタシにはむかおうとは…




アタシの一歩手前で紗羅が苦笑いした。



「美桜、たまには見逃しなよ?放課後は出かけるわけだし。それに希亜羅(キアラ)なんて相手にするだけ無駄でしょ?」
< 5 / 38 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop