女王様の恋




しょうがないわね〜



紗羅に免じて今回は許してやるわよ!!ありがたく思いなさい!!



いつもだったら、その男は一瞬でアタシに落とされていたわよっ!!




「退け。邪魔、公害、消えろ。」



そう言って2人の間を裂いて入ったアタシは別に空気が読めないわけでも、口が悪いわけでもないのよ?




だってアタシはこの学校の女王様だから。





アタシの後に引き続いて紗羅も教室に入ってきた。





アタシが教室に入ってきたことに気付いたクラスの男子の半分が寄ってきた。




「美桜チャン、おはよう。今日デートしようよ♪」

声をかけてきたコイツは確か、3組の女の子と付き合ってなかった?
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