一粒の涙と奇跡

水海は嬉しそうに笑った。

「じゃあ、帰ったら連絡するわ。

そんじゃ、また明日。」

「うん!また明日。」

私は玄関前でずっと、

水海の姿が見えなくなるまで

ブンブンと手を振り続けた。
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