一粒の涙と奇跡

「うん。昨日遅くまで流花と話してたから。」

眠い目をこすり、

自然と水海と歩き出す。

「そっか。

仲良い友達できてよかったな。」

「うん。

昔の私からは考えられない。」

過去を思い返しながらそう言った。
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