一粒の涙と奇跡

とぼける水海を置いて、

私はスタスタと通学路を歩いていく。

「あ、ちょ、待てって。」

慌てて水海が後ろから横に来た。

それから私たちは他愛もない会話をした。

そして、気づいたら学校についていた。

2人で教室に入ると、

また騒がしくなった。
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