一粒の涙と奇跡

…よかった。

大丈夫みたい。

私は安堵のため息をつくと、

いつも通り、本を読み始めた。

「おはよ!空海!」

ポンと肩を叩かれ振り向くと、

そこには流花がいた。

「あ、おはよう。」

私は笑顔で挨拶をした。

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