一粒の涙と奇跡

「バカ。

お前だよ。」

「え…?」

首をかしげると、

水海が私に抱きついてきた。

「転校した時からずっと、

お前が好きだった…

一目惚れだったんだ。」

耳元で声が聞こえ、

私の心拍数は上がっていった。
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