一粒の涙と奇跡

「…話したいことがある。

少しだけ、時間をくれないか?」

「別に、いいよ。

外は寒いから、家の中入って。

どうせ誰もいないし。」

過去のことは、

まだ駿に話していない。

でもそろそろ、話してもいいかなって思っている。

まぁタイミングが来たら、

全部隠さずに話そうと思う。
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