一粒の涙と奇跡

…めんどくさい。

もう一度ため息をつく。

季節は巡り、いつの間にか夏になっていた。

外は緑でいっぱい。

窓からは気持ちいい風が吹いてくる。

それで、

私の心は少し落ち着いた。

そしていつも通り、

本を読み始めた。
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