一粒の涙と奇跡

「ある夏の日だったかな。

私は夜遅くに目が覚めて、

飲み物を取りに行ったの。

そしたらリビングから両親の声が聞こえてきたの。

耳をすましたら、

「毎日毎日あの子の世話して、

もう疲れたのよ。

あんな子、いらないわ!」

って言ってた。」
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