一粒の涙と奇跡

足音がすぐ近くになる。

そして、音と光が私の目の前まで来た。

そこにいたのは、

ニコニコと笑っている、

昔の"私"

「ねぇ、なんでお姉ちゃんは笑ってないの?」

無邪気に首をかしげる昔の私。

「笑う必要性が無いから。」
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