一粒の涙と奇跡

その言葉を聞いた時、

体に電撃が走った。

"私"の中に隠されていた

感情の扉が開かれた。

今まで締め切っていた扉が、

昔の私の発言によって開かれたのだ。

…私、今なら昔みたいに笑えるの?

でも、そうしたらー

人を信じてしまうー
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