恋と部活の両立法
しばらくキョロキョロと辺りを見渡していると、
後ろからトントンっと軽く誰かに肩を叩かれた。
振り返ると後ろには女の子…
じゃなくて、ズボン履いてるから男の子。
可愛い男の子が。
「さっきから何か困ってるみたいだったけど、大丈夫?」
『あ…うん。実は校長室に行こうと思ったんだけど、迷っちゃって。』
高校生で迷子とか恥ずかしい…。
「なるほどー。そうなんだ!僕で良かったら案内するよ。着いてきて。」