恋と部活の両立法
『そんなことないですよ。
柊さんはいつもキラキラしてます。
特に生徒会にいるときなんか…女子の注目の的ですし…
生徒会長はかっこいいです!』
ドアを叩くのは諦めたのか柊はボール籠にもたれかかるように座り込む。
「ほんとにそう思う?」
『はい。』
「そっか…じゃあ俺が本当は、
こんな人だって知ったら?」
こんな人って、
柊さんは真面目で優しくてみんなの憧れるかっこいい生徒会長じゃないの…??
なんて考える暇もなく、
『…え。』
_ドサッ
立ち上がった柊さんは私の両手を掴むと床に力づくで倒した。