恋と部活の両立法
次に目を覚ますと、あたしの顔を心配そうに覗き込む優と凛花の姿が映った。
「…あれ。私…」
『朱理、朱理!良かった…。死んじゃったかと思ったよ。』
凛花さりげに酷いこというわね。
こんなんで死にはしないわよ、あたしは。
そう思って起き上がろうとして気付く。
なんだろ、この頭に当たる温かい感覚。
上には凛花、
ということは…
あたしの下、つまりあたしが体を任せているのは、
優?
顔が紅潮していくのが分かる。
幼なじみ、幼なじみだけどさ、、、
「このっ!!!変態!!!」