恋と部活の両立法



「あのさー。俺さ最初お前と会った時、「俺のこと好きなの?」って言ったじゃん?」



優は突然呟くように言った。



教室でのことか…


今となっては懐かしいな。




『それがどうしたの?』



「あれ…悪かった。謝る。

あの時の俺ちょっと色々あってさ。
お前にも冷たくあたってたかもだけど、その…別に嫌ったりしてないから。


お前…こんな展開期待した?」



優は私の左肩に頭をのせた。


なんだかいつもの優じゃないみたいで気持ち悪いけど



ドキドキするのはなんで…?



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