恋と部活の両立法
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(優side)
「湊川!おめでとう。全国大会出場だ!」
「ほんとですか!やったー!!」
俺が高校1年生の頃。
部活にすごい超人な先輩がいた。
彼女の名前は湊川 梓。
3年生の女ながらにしてキャプテンで
100メートルハードルと幅跳びでは全国レベルのとにかくすごい先輩。
それに持ち前の明るい性格と誰にでも優しい人柄の先輩は
笑顔で周りの人を引きつけいつも人一倍目立っていた。
「優くん。
聞いた?私全国だよ!全国!
すごいでしょ?」
「聞いてました。おめでとうございます。」
「それだけ?もっと喜んでよー。」
その頃俺は幅跳びもしていたので、
先輩とは結構親しくさせてもらっていて、
可愛いがってもらっていた。