恋と部活の両立法
マネージャー希望ですっ!
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「もー。やになっちゃう。」
そう言って屋上に立つ1人の少女はフェンス越しに運動場を眺める。
朝早い時間から運動場に響く部活の声。
サッカーに野球などの運動部
その中で一際目立っている部活があった。
「奏太!パス!」
「まっかせて〜!」
少女はリレーのバトンパスの練習をしている隼人たちの姿を見てニヤリと笑った。
「きーめた。あの部活にしよっ♪
あーでも、あの子邪魔だなー。」
唇を尖らせた先にいたのはリレーの練習を一生懸命応援する凛花。
「ま、ゆりあの邪魔さえしなければ手出しはしないんだけどね♪
放課後。楽しみだね!相沢 凛花ちゃん♪」