恋と部活の両立法
『あ、あの』
何て言ったら良いんだろう。
ありがとうございます?
みんなを信用してなくてごめんなさい?
「先輩、スポーツドリンク買ってきたのでどうぞ。」
言葉に悩む私に春くんがペットボトルを差し出した。
『ありがとう。』
「凛ちゃんお礼はいらないよ?だって僕たちも凛ちゃんに色々悪いことしっちゃったしね。
しちゃったというか。するように謂れたんだけど…」
奏太くんは腕を組んで怒っていた。
たぶんゆりあちゃんにだろう。
『何があったんですか?』