恋と部活の両立法
『…そっか。
でもこの学校は違うと思うな。』
「え?」
『この学校のみんなは春くんにプレッシャーをかけたりしないよ。
みんな優しいもん。
だから自分の思う通り自由にすればいいと思うよ。
もちろん私も、春くんの味方。』
私は春くんの頭をクシャクシャと撫でる。
「…な、、なにするんですか!」
『応援してるよ。春くん。』
春くんは下を向いて唇を噛み締めた。
「…先輩はいつもズルイです。
だからみんな…
いや、何でもないです。
ありがとうございます…頑張ります。」