恋と部活の両立法
『嘘だよ。ごめん。
好きじゃなかったら今この場所にいないよ。』
「ったく、仕方ないな。
これからも俺がお前のそばにいてやるよ。
お前1人じゃ心配だからな。」
いつもの余計な一言も今日は何故かかっこよく感じる。
『うん。これからも凛花のそばにいてね。約束だよ。』
「おぅ。」
私が差し出した小指に優も小指を結ぶ。
約束。
何年、何十年先もずーっと一緒にいてね。
優。
『大好きっ!!』
「キスしてもいいか?」
私が答える前に優は私に唇を重ねていた。
何のために聞いたのよ。
「今日からお前は俺の彼女な。忘れるなよ。」