恋と部活の両立法

私の好きな人

＿＿＿＿それから数週間後



「それでは100m2組！」




「晴れて良かったね。」


『そうだね。』




私は再び陸上競技場いた。




今日は県大会。



そして嬉しいことに愛ちゃんも県大会の切符を手に入れていて、同じ組、隣のレーンだった。



「凛花ちゃん、なんか雰囲気変わった気がする。」




『いやいやそんなことないよー。
それを言うなら愛ちゃんの方でしょ。』





「私は恋してるもん。
分かった！凛花ちゃんも好きな人ができたんじゃない？」





『…な。』




愛ちゃんは鋭いな。


それはこの大会が終わってから言おうと思ってたのに。