恋と部活の両立法
_バンッ!
走り出したらもう止まらない。
振り返らない。
ひたすらまっすぐ走るだけ。
まるで人生の新たなスタートみたい。
私は走るのが好きだ。
愛ちゃんや朱理、応援してくれたり支えてくれたりした家族や仲間、友達みんなが好きだ。
そして、
「1着2レーン相沢さん、2着1レーン富田さん…」
そのアナウンスを聞いて私はスタンド近くにいた人に走って飛びついた。
その人は私の
大好きな人だ___。