恋と部活の両立法


まずは隼人っちと呼ばれていた黒髪のクールな男の人。

さっき私に「陸上は好きか?」っと聞いてきた人だ。




「あ、えー。この部活のキャプテンをしています。3年の瀬戸 隼人(せと はやと)です。
種目はハードル。よろしく。」



「えー。隼人っちそれだけ?なんか他にもっとないの?
ほら、あ、今まで告白された回数とk…



「殴るぞ。」


「ごめんなさい。」


2人の光景があまりにも面白くて私はクスッと笑う。

仲の良い兄弟みたい。









「ごめんね、騒がしくて。あの2人いつもこんな感じなんだ。」


横から声をかけきたのは生徒会長さん!?

始業式の時は眼鏡を欠けていたけど、今は部活の邪魔になるからか外していた。



うわぁぁぁ!!


あんな人気者の先輩がこんな近くに…!!

なんかすごいキラキラオーラが…。





「自己紹介がまだだったね。
俺は3年の紅林 柊 (くればやし しゅう)。気軽に名前で呼んで。
始業式で紹介があった通りこの学校の生徒会長をしてる。
専門種目は100m。

それと…好きなタイプは優しくて家庭的な人?かな。
よろしく。」


その爽やか笑顔ヤバいです!

普通の女の子だったらコロッと落ちちゃいますよ!


私はあくまでも柊さんの後輩なので…
そこらへんは大丈夫。
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